油津赤レンガ館 【リモートワークVol.02】
2018.02.22
前回は長野県の特別豪雪地帯でLIGさん主催のリモートワークを行ってきましたが、Vol.2は宮崎の油津と鹿児島の霧島です。
まずは、宮崎県日南市にある油津ですが、どんなところかご紹介します。 宮崎市内から、車で鵜戸神宮などで有名な青島方面を走ります。
海岸は鬼の洗濯板で有名な奇岩と同じ形状で広がっていて、太平洋の海と合わせて独特の景観を見せてくれます。
一時間ぐらい南方に進むと、小さな漁港の街「油津」にたどり着きます。
油津の歴史
400年の歴史を持つ伝統的な飫肥杉を瀬戸内海沿岸や中国・韓国などへ輸出するために、江戸時代に運河が作られました。
「堀川運河」です。
また昭和初期にはマグロ漁も記録的な水揚げ量で繁栄していたそうです。
街自体はそんなに広くはないのですが、港湾が整備されています。 港から見る海も壮大です。
林業が盛んな地域で、木材を運ぶ大型トラックをたくさん目にします。 大正11年に建造された赤レンガ館は、戦後から都市機能が充実した市街地へと人々が出て行くようになり衰退しました。 活用される機会が少なくなりましたが、市民の保存運動に支えられ現在に至ります。赤レンガ館 コワーキングスペースでのリモートワーク
ネット回線と電話さえあれば仕事ができるのが、この仕事の良いところだと思います。


普段のオフィスから離れて別の場所に行くと、その土地の風土、空気、人情などが心地よく仕事にも集中しやすい!
特に油津の地元の人々の熱意により保存され、一般の人も利用できるように状態を維持しながらリノベーション...
地元を愛する力に本当に感銘を受けました。
歴史を受け継ぎ、街を守る熱意の強さを感じ、仕事にも集中できます。


さらに霧島へ進むと
霧島連山までを結ぶ山道は、ジェットコースターのように山をスロープしていました。
車から横を見ると、別の山に道が見え、1分経過すると、その道を通っている、ん?どこ走ってんだろう、まるで空中を泳ぐかのような気分です。
広い都城市を抜け霧島に入りますが、標高が高いのに驚きました。
霧島には初めてやってきました。
旅館に入り、さらに仕事を続けます。
ひんやりとした山の空気と、窓から沈む太陽をみると、人間らしい気持ちになり作業も捗ります(笑。
旅館の周りは大量の100年杉!
今回は霧島ホテルさんのご厚意で仕事もできる部屋がついた、広めの和室を用意していただきました。
もちろん、標高の高い場所でも館内はWi-fiの設備もあります。


えびの高原はすぐに到着!
南国のイメージの強い宮崎・鹿児島ですが、霧島連山の冬はかなり寒いので、着込んでいないと外には出られません。
韓国岳を通過し、とある絶景スポットで街を見下ろすと北側の風景が広がっています。

この山は夷守岳(ひなもりだけ)です。1300mくらいですが、それよりも高い位置にいる気がします。
御山の大将気分を味わい、今回のリモートワークは終了!
次はどの街でリモートワークしてるんでしょうか? 予定は未定です。