ログイン機能の実装方法はいくつかあります。 Djangoを使えば、10分程度である程度見栄えの良い、ログインパネルが実装できます。 Laravel開発の場合、LaravelUIの実装に慣れていれば、そちらでも構わないかと思います。
Firebaseを利用するメリットは、手持ちのインフラが定まっていない場合でも無料でFirebaseのデータベースを利用し、ログイン機能を作成中のプロジェクトに導入できる点でしょうか？
色々な使い道があるかと思いますが、今回はReactにログイン認証を付ける事を想定しています。
ひとまず、FIrebaseで試したい方は参考にしてください。

仕様について

• Firebase Auth を React に組み込み、ログイン機能を追加する
• Context を利⽤したアプリケーション全体での状態管理を行う

React のプロジェクトを作成

事前準備1として、Reactのプロジェクトを作成します。

$ npx create-react-app sample-firebase --template typescript

Firebase にログイン / プロジェクトの作成

事前準備2として、Firebaseにログインし、プロジェクトの作成を行います。

1. プロジェクトを作成

   Firebase https://firebase.google.com/?hl=ja

   FIrebaseのトップページの「使ってみる」からプロジェクトを作成で進み、プロジェクトの名前を付けます。

   

   

2. Googleアナリティクスの設定が有効であるかをチェックする。有効であるのを確認し続行。
3. Googleアナリティクスのアカウントに表示されたユーザーを選択し、「プロジェクトを作成」。

   しばらく経つと、プロジェクトが作成されます。

4. 「開始するにはアプリを追加してください」はWebである``````を選択します。
5. アプリのニックネームを任意で割り当て「登録」。

   次の画面でAPIキーが発行されますので、コピーしておきます。

   

   
   const firebaseConfig = {
     apiKey: "APIキー",
     authDomain: "**********614fa.firebaseapp.com",
     projectId: "**********614fa",
     storageBucket: "**********614fa.appspot.com",
     messagingSenderId: "**********",
     appId: "**********",
     measurementId: "G-**********"
   };
   

6. Reactのプロジェクトディレクトリに`.env`のファイルを作成し、コピー（メモ）した キーをそれぞれ`REACT_APP_`の後に入れてください。

   
   REACT_APP_APIKEY=
   REACT_APP_AUTHDOMAIN=
   REACT_APP_DATABASEURL=
   REACT_APP_PROJECT_ID=
   REACT_APP_STORAGE_BUCKET=
   REACT_APP_MESSAGING_SENDER_ID=
   REACT_APP_APP_ID=
   REACT_APP_MEASUREMENT_ID=
   
   

   公式マニュアルのアプリを登録を読んでおきましょう。

FireBaseを有効化

こちらのマニュアルを参考にメール/パスワードのログインを有効化してください。

https://firebase.google.com/docs/auth/web/password-auth?hl=ja

index.jsを成形します

import React from 'react';
import ReactDOM from 'react-dom';
import App from './App';

ReactDOM.render(
  
    
  ,
  document.getElementById('root')
);

App.jsを成形します

function App() {
  return (
    

      Hello,World
    
  );
}

export default App;

追加でインストールします。

MUI
npm install @mui/material @emotion/react @emotion/styled

React Router
npm install react-router-dom

Firebase
npm install firebase

Firebase UI
npm install firebaseui

サーバーを起動します

$ npm run start

Reactが立ち上がるのを確認した後に、
http://localhost:3000/login
でアクセスし、会員登録とログインをしてください。
ログインが出来れば「/」にアクセスします。