「WordPress.com」と「WordPress.org」の違いとは?

WordPressとは?

2つのWordPress

WordPressとは、ブログを書くために作られたオープンソースソフトウェアです。
世界で一番使われているブログツールであり、インターネット上にあるサイトのうち、30%がWordPressという普及率です。

参照:Wordpress.com

企業だけでなく、個人でも使えるため、現在では幅広いサイトでWordPressが利用されています。

WordPressを使うメリット

  • 無料で利用することができる
  • 配布されているテーマ数が非常に多く、自分にあったテーマを見つけることが出来る
  • プラグイン機能を使い、WordPressに機能追加をすることが出来る
  • 利用者数が多いため、書籍やブログ記事、フォーラムなどが充実している

2つのWordPressが存在する理由

ブログツールとして利用されているWordPressですが、大きく2つの種類があります。「WordPress.com」と「WordPress.org」です。

WordPress.com
WordPress.com:無料のサイトやブログを作成
https://ja.wordpress.com/

「WordPress.com」はAutomattic社が提供しているWordPressのホスティングサービスです。
難しい手順や、複雑なセットアップは必要なく、無料でブログを始めることができます。

似ているサービスの分かりやすい例として、「アメーバブログ」「はてなブログ」などがあります。
誰でも一度は目にしたり、耳にしたりしたことがあるかと思います。

会員登録を済ませるだけで、すぐに記事を書き始めることが可能です。
会社を立ち上げたばかり、趣味の活動を知ってもらいたい、などお手軽に始められますね。

WordPress.comのデメリット

独自ドメインの利用や広告の削除などの高品質なサポートを受ける場合は有料の上位プランにアップグレードする必要があります。

後述のWordPress.orgと同じように、オリジナルのテーマやプラグインをインストールすることも出来ますが、最上位プランでしか利用できません。

また、WordPress.comで簡単に作成しているのが分かってしまうので、オリジナリティやデザイン性を出したい場合は、見劣りしてしまうのも事実です。

制作会社に頼むとスムーズに構築できる

「WordPress.org」はレンタルサーバーなどにWordPressをインストールして利用する方式のサービスです。

WordPress.org
日本語 — WordPress
https://ja.wordpress.org/

無料のレンタルサーバーでも多くのテーマやプラグインをインストールして利用することが出来ます。

ただし、容量がかなり少なく(データ転送量も同じく)、広告が入ったり、セキュリティ面でのレベルも低く使い勝手としては向き不向きがあります。

オリジナリティのあるデザインや、カスタマイズ、アニメーションなどの動きがあるサイトで個性を出したい。
など、今や集客や告知をねらう上での必須パターンと言えるサイトの運用なら、制作会社に頼むのがベター!

どのサーバーを選べば良いか?

例えばさくらインターネットで利用するなら、1ヶ月あたり100GBを500円程度から利用することができ、独自ドメインでも無料でSSL化をすることも出来ます。

さくらインターネット
https://www.sakura.ad.jp

どちらを選べば失敗しないの?

「WordPress.com」と「WordPress.org」、どちらを選ぶべきかは利用用途により異なります。

ともかく自分で管理するのは面倒、まずはお手軽に始めたい、個人でWordPressで簡単に作ってみたいなど、Wordpress初心者に向けた高品質なサポートが必要なら「WordPress.com」がおすすめです。

オフィシャルサイト、他のサービスとの連動、ウェブサイト構築やブログ構築といった複雑なケースでも、コストも低く高度なプラグインなどをも利用できるため「WordPress.org」がおすすめです。

専門の知識が必要なのと、開発コストがかかりますので、用途に合わせてそれぞれのWordPressを上手く活用していきましょう!

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